常総線気動車の見分け方、聴き分け方まとめ

※情報2024年10月現在+筆者の目視&予想。各自検証することを忘れないでください。

前置き:常総線の現行車両

キハ0形:足回りを流用しているが一応新車扱い。在来車の生き残り。2両固定。

キハ2100形:最初の新系列気動車。 自動空気ブレーキで在来車と連結ができる。2両固定。

キハ2200形:自動空気ブレーキだが他形式と連結ができない。単行。

キハ2300形:電気司令式ブレーキを採用し、後輩達と連結ができる。2両固定。

キハ2400形:キハ2300をそのまま単行、水海道以北対応にしたもの。

キハ5000形:主にエンジンと台車が変わって音と乗り心地が変わった。単行。

キハ5010形:吊り革が特徴的。単行。

キハ5020形:キハ5010をベースに顔を変えた。単行。

キハ0形は最後におまけとして特徴をまとめています。

その1  ラッピングを見る

ローカル線でよく見る全身を覆うようなラッピング広告。ぱっと見で分かるので見分けやすいです。

以下の車両がラッピングをしています。

・キハ2201 クリーニング専科

・キハ2202 クリーニング専科

・キハ2203 ふらっと294(姫乃砅花&筑波未来&取手きらり)

・キハ2204 明光義塾

・キハ2403 中央労働金庫(ろうきん) 青色

・キハ2404 中央労働金庫(ろうきん) 赤色

・キハ2405 ケーブルテレビ JWAY

・キハ2406 JA茨城エネルギー株式会社

・キハ5001 なつめさんち号(なつめさんち×タツノコプロ×関東鉄道コラボ列車)

・キハ5003 茨城県シルバー人材センター連合会

・キハ5004 鉄道むすめ(寺原ゆめみ&秋葉みらい)

キハ2201,2202を除く、多くの1両を見分ける事が出来ます。

その2  車番を見る

一番確実な方法です。2両固定は下館方が奇数、取手方が偶数です。

基本的に前面と側面、車内の前後に書かれています。

以下の車両が走っています。

キハ0        001〜004

キハ2100  2101〜2112

キハ2200 2201〜2204

キハ2300 2301〜2310

キハ2400 2401〜2406

キハ5000 5001〜5004

キハ5010 5011〜5012

キハ5020 5021〜5022

その3  外装を見る

ー塗装ー

大まかに見分けることができます。

・2101編成、2204、2403,4,5,6 → KaNaC(昔の京成グループの塗装)

・2103,5,7,9,11編成、2201,2,3、キハ2300キハ5000 → 標準塗装(白地に青と朱色)

・2401,2 → 復刻塗装(昔の関東鉄道標準塗装)

・キハ5010 → 新塗装(白地に青と黄色)+側面に緑色の筑波山

・キハ5020 → 新塗装(白地に青と黄色)+側面に桃色の筑波山

ー窓ー

キハ2200以降 → 運転席左側に小窓がある。

キハ5000 → ドア窓が他と違う上に縦長。

キハ5003,4 → 前面窓枠が灰色。

ーライトー

キハ2101,3,5編成、キハ5003,4、キハ5010 → 尾灯が明るい(新しいライト)

消灯時でも尾灯が暗い赤ではなく緑っぽい色でライト枠も他と違います。

キハ2406は下館方が従来ライト、取手方が新ライトです。

キハ2401、キハ5020 → 前照灯がLED

ースカートー

キハ2401、キハ5003以降 → 大型スカート

それ以外 → 従来スカート

ー幕ー

キハ2101,3編成 → 白地に黒文字の幕式

それ以外 → 3色LED

また、幕の位置については、

キハ5020 → 点対称

それ以外 → 線対称

車側灯も同じです。

ー台車ー

キハ2400以前:NP128D+NP128T(ボルスタレス、空気ばね)

キハ5000以降:NF01HD+NF01HT(円錐積層ゴム、ボルスタレス

ー連結用ホースー

取手方面の前面が分かりやすいです。

キハ2200 → 1本

それ以外 → 2本

その4  車内を見る

ー乗務員室ー

2両固定は両側に仕切りが有り、連結時は両側のドアを閉めて一本道になります。

単行は運転台側に仕切りが有り、連結時は運賃箱を移動し窓を閉めて塞ぎますが、

逆側は仕切られないので連結時は自由に入れます。

ドアスイッチ等には鍵付きのカバーが付いているので触られる事もありません。

ー運転台ー

キハ2100キハ2200 → アクセルを回す、ブレーキレバーが外れる、古い感じの2ハンドル

手動変速用ハンドル(変速一段 → 直結一段)があった跡がある。

それ以外 → アクセルを前後に倒す、ブレーキレバーが外れない、新しい感じの2ハンドル

最初から完全自動変速対応

ー乗務員室後方ー

二両固定のキハ2109編成以降は仕切りドアの下に換気口が付いています。

ーLED案内表示器ー

キハ2200 → 表示器無し

キハ5010、キハ5020 → 下り方から右、左、右に配置。

それ以外 → 全てのドア上にある。キハ2101,3編成は斜めについている。

ー路線図ー

キハ2401,2 → レトロな路線図を下り方から右、左、右に配置

それ以外 → 普通の路線図

ードア下ー

キハ2101,7編成、キハ2405以降 → 黄色い点字ブロックあり。

ードア横ー

キハ2101編成、キハ5010以降 → 黄色い線あり。

キハ5000以降 → 座席袖仕切りが大きい。

ー整理券発行機(1両)ー

キハ5010以降 → 運賃箱の近く(前後1つずつ)

それ以外 → 片開きドア横(前後2つずつ)

ー運賃箱(1両)ー

キハ2200、キハ2401,2,3,4 → 灰色の運賃箱(古い)

それ以外 → 上が赤青の運賃箱(新しい)

ー運賃表示器(1両)ー

キハ2200キハ5000 → 橙LED 7セグメント式

キハ5010以降 → 液晶モニター

ー化粧版ー

キハ5000 → 白

キハ5010、キハ5020 → 少し桃色っぽい

それ以外 → 少し黄色

ー座席の色ー

・キハ5003,4→ 通常:青、優先席:赤

・それ以外 → 通常:赤(紫)、優先席:青

ー床ー

キハ2100形、キハ2300形、キハ2403,6 → 明るい色で再塗装済み。

キハ2201,2 → 白い色で再塗装済み。

キハ5000,5010,5020 → 明るい色

それ以外 → 暗い色

ーつり革ー

キハ5002以前:丸いつり革(側面向き)

キハ5003,4:正三角のつり革(正面向き)

キハ5010以降:持ち手が上下に二つある卵形のつり革(正面向き)、車いすスペース周辺は正三角のつり革(正面向き)

ー消化器ー

キハ5003以降 → 客室に消化器を設置

それ以外 → 乗務員室に消火器を設置

ー非常用ハシゴー

キハ5010、キハ5020の下館方面右側片開きドアの近くに箱がある。

それ以外は乗務員室にそれっぽい箱がある。

その5 音を聴く

ーエンジンー

車両の真ん中が1番聴き易いです。

キハ2101,3,5編成、キハ5010、キハ5020:コマツ製 SA6D125-HE2 ×1

DMF13HZより音が高い。

キハ5000:コモンレール式燃料噴射システムを用いた環境に良いエンジン。

これらの車両は排気ブレーキを常用するのでブレーキ時にエンジンが唸ります。

それ以外:新潟鐵工製 DMF13HZ ×1 で踏面ブレーキのみ。

キハ2100の一部は機器更新でDMF13HZからSA6D125-HE2になっているので、

エンジンの見た目が他と違います。

ー変速機ー

キハ2100キハ2200:TACN-22-1607

キハ2300:TACN-22-1607B

キハ2400以降:TACN-22-1607C

どれも音は変わりません。

ードアチャイムー

基本的には同じ音ですが、

キハ2200:明るい不協和音

キハ2100キハ2300キハ2400:普通の不協和音

キハ5000以降:はっきりとした不協和音

ードア開閉ー

キハ2101,3編成はドアエンジンが他と違いますが、音に違いはありません。

片開きドアは閉まる時に「カッ、カッ」と音がします。

ジョイント音

キハ5000以降は台車が違い、ジョイント音が大きいです。

動力台車は単行は下館方、二両固定は妻面側にあります。付随台車より重いのでジョイント音が違います。

ー幕回しー

幕式のキハ2101,3編成は幕回し中に音が鳴ります。

おまけ キハ0形

・床が少し高く、ドア付近にスロープが付いている。

・ドア位置が後輩たちと少し違い乗務員室が狭いが、その分座席が多い。

・エンジンはDMH17CからDMF13HZに換装済み。

・DMF13HZだが低馬力で音が低い。

・キハ001,3編成共に床が塗り直された。

・エアコンは後付けで扇風機も現役。

・ドアチャイムは他と同じ。ドア閉め時の空気音が大きい。

・2023年7月に引退したキハ310形とは似て非なる物。