その1 iPhone or iPad(脱獄必須?、Win版も旧作も)
筆者が使ったiPhone15無印はメインスマホなので脱獄は出来なかったが、高速動作のARM64ネイティブは脱獄かリモートデバッガへの接続が必要。
必要な物
。どうなっても良いiPhone、出来ればメモリが6GBある13Pro以降
。どうなっても良いiPad、出来れば高性能なM1以降搭載の物
手順(全て推測)
。どうにかして脱獄する
。頑張ってWindows10 ARM64版をダウンロード、isoかVHDXで。
。UTMをインストール
。何らかの方法でローカル上でJITを使えるようにする
。「仮想化」で新規仮想マシンを作る。メモリは2GBくらい
。Windowsをインストール、ライセンス認証する
。英語なら日本語化する
。DirectXエンドユーザーランタイムをインストール
。東方原作(動作が軽い紅魔郷辺りや旧作)で遊ぶ
。重かったらOSとゲームの設定変更で調整
課題
。高価なiPhone、iPadを躊躇なく脱獄させる勇気が必要
。iPhoneはメモリが足りないのでWindows11は厳しい
。ARM版のx86互換機能で東方やpc98エミュが動くのか
。高速といってもゲームは動かせるのか、Direct3Dは使えるのか
。isoは数GBで日本語があるが正規の場合WindowsかmacOSかLinuxかAndroidでDL
。vhdxはiphoneでもDL出来るが、英語のみ、かつ10GB以上ある
リモートデバッグについて
「脱獄(ジェイルブレイク)、”または”リモートデバッガに接続された状態」
と書いてあるので、リモートデバッグの状態なら脱獄無しでも使えるという事になる。しかし、「詳細については」のリンク先ではリモートデバッグについて書かれてない。
色々調べた結果、iPhoneとMacを接続して、iPhoneに入ってるアプリのバージョンと同じバージョンのソースコードをMacのXCodeで開けばデバッグ出来るようだ。
しかし、筆者のiMac21.5inch(2015年製)は古すぎて最新のmacOS Sonomaを入れられず、XCodeの最新版も使えないので最新のiOS17.6.1の入ったiPhone15をデバッグ出来なかった。最新のXCodeを使える人がいたらこの方法を試してみて欲しい。
2 iPhone or iPad & Windows (or PC-98)(旧作のみ)
脱獄も外部ストアも要らない、RetroArch上でNeko Project 2 kaiを使う方法。
しかし、フォントやBIOSを実機かWindowsのエミュから抜き出して来ないといけない。
参考になりそうな記事
その3 iPad M1以降搭載(Win版も旧作も)
これはUTM公式の映像。M1 iPad ProでWindows10をサクサク動かしている。
恐らくARM64版Windowsをネイティブ動作させているのだろう。
UTM公式のマニュアルによると、TrollStoreを使って入れることが出来るUTM.HV.ipaなら動画のタイトル通りM1 iPadをフル活用出来るので、これでDirect3Dを問題無く動かせるならとても良い。M1iPadは仮想化用のHyperVisorを使えるので脱獄は要らないと思うが、TrollStoreのバージョン制限がきつい。