東方旧作を3種のエミュレータで遊んで比較する!

目次

1前置き

東方旧作は2024年8月現在でもまだ体験版がダウンロードできる。今回は、

・T98-NEXT                http://akiyuki.boy.jp/t98next/
・Anex86                    [ Anex86 : PC-9801 エミュレータ導入方法 ] - Mr.XRAY
・Neko Project 21/W PC-9800 Series Emulator Neko Project 21/W

の三つのエミュレータを使って旧作を動かす方法と各エミュの違いについて書く。

Neko Projectについては先人の記事があるのでそちらを読んでほしい。

ー検証環境(ざっくり)ー

OS Windows11 23H2

CPU core i5 13400F

チップセット H610

グラボ GTX1660 Super

メモリ DDR4 8GBx2

SSD 500GB PCIe gen3

モニタ FullHD 75Hz

キーボード 10キー付き有線

メインpcなのでかなりのオーバースペック。Wineでエミュが動くならQ4OSを入れた古いノートがあるが用意が面倒なので使わない事にする。

2ファイルの準備

ー旧作のダウンロードー

まずはエミュに突っ込む旧作のファイルを準備しなければならない。

www.kt.rim.or.jp

リンク先のページの下の方からダウンロード。

東方靈異伝は体験版がないので注意!

封魔録は「.lzh」ファイル、他は「.exe」ファイルになっている筈だ。

後の作業に違いが出るので覚えてもらいたい。

GDC切り替えユーティリティのダウンロード(Neko Project 21/Wの場合のみ)ー

GDCクロックの設定を切り替えるのに必要。AnexとT98では2.5MHzにしようとしても

GDCクロックの切り替えの必要はありません」

と出るので恐らく要らない。

ーフォルダの準備ー

おすすめは原作にならってth0○tr(多分萃夢想から)とyoumu、eiyaなどの略する方法(多分妖々夢から花映塚まで)。

th02tr or huma → 封魔録

th03tr or yume → 夢時空

th04tr or gen → 幻想郷

th05tr or kai → 怪綺談

とする(大文字小文字どちらでも良い)。そして各フォルダに、

・huma_ts2.lzh解凍して入れる(DOS上でLHAを使って解凍する事も出来る)

・yume_ts2.exeをそのまま入れる

・gen_ts1.exeをそのまま入れる

・kai_ts1,exeをそのまま入れる

こうしておくと再インストールする時に楽になる。

ー各エミュレータのダウンロードー

http://akiyuki.boy.jp/t98next/
[ Anex86 : PC-9801 エミュレータ導入方法 ] - Mr.XRAY
PC-9800 Series Emulator Neko Project 21/W

これらのリンクからダウンロードできる(少し分かりにくいので注意)。

3OS入りHDDイメージの用意と小話

Windowsがどのマシンでも使えるようになるのは未来の話で98には98用のMS-DOSが必要である、と言っても東方旧作の為だけにMS-DOSを今から中古で買う意味は余り無いと思うので無料で使えてpc-98対応のFreeDOS(98)を使うことにする。有志がDOSインストール済みのHDDイメージを作ってくれている。

bauxite.sakura.ne.jp

FreeDOS(98)各種PC-98エミュレータ用ハードディスクイメージ(HDI形式)

をダウンロードすればOK。

ー小話(飛ばしても大丈夫)ー

そもそも何でこんな記事を書いたのかと言うと、旧作体験版をプレイする方法が変わって、色々調べていたら記事を書くやる気が出てきたからである。じゃあ何が変わったのかというと、

↓昔は出来たが出来なくなった方法↓

ツァイメタ女のHDDイメージのファイルを入れ替えて使う。

→メタ女のサイトが無くなったので不可、web archiveでもDL不可(多分)

古い記事だと大体この方法か実機使用か自力でDOSいじるかである。

・ツァイメタ女のHDDイメージを改造したtouhou_pc98.hdiを使う。

touhou_pc98.zipのファイルが消えてDL不可(一番便利だったので残念)

自分でtouhou_pc98のメニューを作るための解説はあるのでどうしても欲しい人は頑張って。https://blog.goo.ne.jp/o_mo_chi_3/e/6dd6fb90ea1a0eea4e8bc8a8e8f89def

他のメタ女改造hdiとしては与太ラボのHDDImage.hdiがある。

http://yotama.blog84.fc2.com/blog-entry-3.html

↓現在も可能な方法↓

・体験版をフロッピーに入れてMS-DOSを入れた実機で遊ぶ。

→理想だが98実機の入手とDOSの入手、設定で金と時間が溶ける。

FreeDOS(98)を実機にインストールする事も出来る)

・自分でhdiを作り、DOSのインストールや調整も自分でやる。

→ちなみにエミュでMS-DOSを使う場合はこの方法しかない。

・先程のGarbage for FreeDOSなどからDL出来るhdiに旧作を入れて使う方法。

と言うふうに変わった、というか選択肢が減った。

既に三番煎じぐらいになっているが他の人はねこープロジェクトしか使っていない。他のエミュで試した結果もまとめたのがこの記事。最初はAnex86を勧めていたが最終的にはMagpie不要でワンボタンで音量バランス調整が出来て、修正が面倒なフォントバグもないNeko Project 21/Wを他の人と同じように勧めることになってしまった。

ー旧作をHDDイメージに突っ込む(Disk Explorer)ー

hdiはイメージであってwindows上ではただのファイルだが普通に読み書きすることは出来ない。そこで、Disk Explorer(editdisk.exe)を使って旧作のファイルを書き込む。

※Anex86のanxdiet.exeも使える。

ソフトを起動してhdiを選択、旧作のファイルをドラッグ&ドロップして終了。

エミュレータの設定

ねこープロジェクトについては先人の記事を参照すべし。

ーT98-NEXTー

http://akiyuki.boy.jp/t98next/ DLしたファイルを解凍して好きな所に置く。

起動したら運用タブのDISKタブを開いてhdiを指定するために斜線部をクリックして参照する。(下のやつでも良い)

次にマザーボードタブを開いてクロックを64MHzに変更して性能を上げる。

PC-98のピポッ音がまともに聞けなくなるが仕方ない。

作動倍率を上げるとゲームが高速になってしまうので注意。

次にデバイスタブのGDC.nhwをダブルクリックか下の詳細設定を押して開く。

CRT SETTINGでお好みの値にすればウインドウが大きくなって見やすくなる。

※フルスクリーンは終了するのにタスクマネージャーが要るので非推奨。

終わったら起動して旧作をインストール。Enter二回押しで早くコマンドの画面へ行ける。

封魔録はそのままでOKで他はcdコマンドで移動してからexeを実行すれば良い。

インストールしたら「game」と打ってEnterを押すだけ。

※他ゲームに移動するときは必ず cd a:¥th0○tr と打つこと。

ー問題発生したとき(拍子抜け)ー

封魔録からやろうと思って起動すると、

MIDIボードが見つかりません」の所で止まることがある。

それならT98用のMIDIモジュールを持って来よう。

Thor-Hammerのホームページ

T98-NEXT(7th Beta以降)用MPU98モジュールをDLしたら解凍してMPU98.NHWをdeviceフォルダに入れてT98を再起動。そしてデバイスタブでMPU98.NHWを選択して下の「使用」ボタンから有効化。

また起動してみると、

今度は番号が競合しているらしい。しかしエミュで設定出来ないのでどうしようもない。

ところが、再起動した所、普通に起動した。

どうやら止まるのはただのバグだったらしい。拍子抜けだ。

MPU98を無効化しても変わらなかった。

このバグはAnex86やtouhou_pc98.hdiの環境でも起きたし、この後他の作品でもバグを確認した。体験版とはいえこのようなバグが直されていないのはおかしいので、恐らくエミュレータ + FreeDOS(98)の環境が悪いと思う。

もう一つ問題があって、封魔録を終了するとエラー音が鳴って勝手にEnterが押されたり文字が入力されたりゲームが再起動したりする。これは封魔録でしか起きないが、これも実機じゃないから起きると思われる。

ーAnex86ー

まずはエミュレータをダウンロード 

[ Anex86 : PC-9801 エミュレータ導入方法 ] - Mr.XRAY

解凍すると何かごちゃついているが、フォルダの中身についてはAnex86Options.txtを見れば分かる。しかしながらT98と同様、モジュールは要らないので無視しよう。

T98で使ったhdiはAnexでも使いまわせるのでコピペしても良いし、もう一回1からやっても良い。

起動したら最初に下にある「Local」にチェックを入れて日本語にする。

hdiを割り当てるには白いボックスの右にある「・・・」から参照すれば良い。

次に設定を開いてSoundタブを開く。

サウンドカードを「-86(86音源)」にする(旧作で推奨されている)。

・「忠実に計算」を有効化する。

次にWaveタブを開いてサンプリングレートを44KHzにして音質を上げる。

敢えてそのままにしてレトロ感を楽しんでも良い。

T98の時と同様にインストールして起動すれば遊べるが、画面が小さいのでプレイしづらい。筆者の環境ではエミュのフルスクリーン(Alt + Enter)が上手く行かなかった。

そこで、フルスクリーン化するアプリを導入する。

「Magpie」と言う。ページ右側のReleasesから最新版を選んでDLしよう。

github.com

Zipファイルを解凍して好きな場所に置こう。筆者は C:¥ProgramFiles¥ に入れてスタートメニューにピン止めした。起動したら「スケーリング」の所を見てほしい。

Windowsキー + Alt + Aでフルスクリーン化が出来るようになった筈だ。

しかし、画質が悪い。

スケーリングモードを変えよう。Magpieの左側の「デフォルト」を開いて、スケーリングモードから「Integer Scale 2x」を選ぶ。またフルスクリーン化すると、

画質は良いが少し小さい。今度はMagpieの左側の「スケーリング設定」を開く。一番下にある「Integer Scale 2x」を開いて出てくる「Nearest」の右にある拡大アイコンをクリック。幅と高さの倍率を両方2.7にする。※FullHD 1920 x 1080の時

WQHDや4Kの人はMagpieの研究をするか、ねこプロジェクトを使うか選ぶことになる。

これも結局拡大なので少し画質は落ちているはずだが、十分な大きさになった。

ちなみに、デフォルトのスケーリングモードを「CRT-Geom」にするとブラウン管風の見た目になる。さらにサンプリングレートも下げて平成レトロを楽しもう。また、これらの方法はT98でも使うことが出来る。

エミュレータの比較と細かい設定

Neko Project 21/W(更新継続中、映像と表示が良い)

ねこープロジェクトの良いところ

・exe実行でそのままエミュが立ち上がる!

・標準フルスクリーンが優秀!

・ちょっとした機能が多い!

・フォントバグが無い!

ねこープロジェクトの悪いところ

GDCクロックの変更が必要(GDC.EXEで5MHz→2.5MHzへ)

・設定とエミュが一体だから設定見るだけでエミュが止まる!

・初期設定だと音源の音量バランスが変!(調整可能)

・PrintScreenキーが使えない!(通常時はウインドウが非アクティブなら撮れる。)

(フルスクリーンの時、SSは「その他」タブのBMP画面キャプチャで撮れる

↓ゲーム中にPrtScを押してはいけない(怪綺談にて)↓

ー日本語化ー

exeが入っているbinフォルダに「langage」フォルダがあるので中に入っている、

・np2x64_932.dll(32ビットならnp2_932.dll)

・np2x64_1252.dll(32ビットならnp2_1252.dll)

をbinフォルダにコピぺか移動をすれば日本語になる。

ー音量バランスの変更(日本語化前提)ー

メロディーを重視するか、ベースやドラムを重視するかは人によるが、筆者はメロディーを重視したいので「デバイス」タブの「サウンドボード設定」を開いて、

「既定値2」を選択。「既定値1」で元に戻せる。

これで良い感じになった。

Anex86(更新終了済み、音が良い)

Anexの良いところ

・デフォルトでも音量バランスが良い!(ただし音量が大きい)

・設定が細かい!

・ボタン一つで日本語化!

・デフォルトでもそこそこ高性能!

Anexの悪いところ

・フォントバグあり!(かわりに実機のフォントを持って来る事が出来る)

・標準フルスクリーンが使えない!(Windows11 23H2、GTX1660Super)

・CPU設定が無い!(代わりに映像設定で調整する)

・ピポッ音が聞けない!(EpsonPCのエミュレータだから仕方がない)

FPSを上げるー

前回では映像系の設定はいじっていなかったが、いじった方がFPSが上がって快適になることが分かった。

設定の「Video」タブの「画面更新」を「同期」にして値を1にする。

これでCPUをいじれるねこープロジェクトやT98-NEXT程では無いがぬるぬるになる。

T98-NEXT(更新終了済み、セーブ機能付き)

T98の良いところ

・見た目がシンプル!

・セーブ&ロードが出来る!(最大8個のセーブ)

・「続きから」がある!(終了時の状態から再開出来る)

・ウインドウの大きさ変更が出来る!(ウインドウ派向け)

T98の悪いところ

・古い!(最終更新2010/5/25)

・デフォルトだと音量バランスがおかしい!(調整可能)

・フォントバグあり(修正不可)

ー音量バランスの調整(おすすめ設定)ー

・「デバイス」タブの「Sound86.nhw」を開く。

・「内臓音源音量」のPCMを30、SSGを10、Rythmを10にする。

・「設定保存」を忘れずに。

6最後に

前は音の良さからAnexを推していたが、neko projectが簡単に音を変えられるのが分かってneko projectの欠点が無くなってしまった。

AMのページが無くなるまでこの話題は続いて行く事だろう。この様なさらっと出来るパソコン遊びはたまにやると楽しいので皆さんもネタを見つけてはいかがだろうか。

関東鉄道(常総筑波鉄道)、鹿島鉄道(鹿島参宮鉄道)の古い気動車パック for RTM

説明

RealTrainMod 11周年おめでとうございます。記念におなじみのキハ600形を始めとする古い気動車達を追加します。改造自由なのでヘッドマークなど好きなように飾りつけして下さい。

内容物

鉾田線  キハ600形 6両

常総線  キハ610形 5両

・竜ケ崎線 キハ531形 1両

・竜ケ崎線 キハ532形 2両

規約

・二次配布禁止(鯖内配布は可能)

・改造自由、改造品の配布自由

・競技運転禁止

・SS、動画での使用、収益化自由

・その他使用パーツ、RTMの規約

詳しくはreadme.txtを読んで下さい。

配布リンク

ux.getuploader.com

ギャラリー



常総線気動車の見分け方、聴き分け方まとめ

目次

常総線の新系列気動車には多くの形式がありますが、どれも同じような顔をしています。

実際見分けるのは大変で、ぱっと見で分からないときは様々な場所を見て判断する必要があります。

そこで、この場で細かくまとめてみようと思います。

なお、こちらの関鉄Packはこの記事に準拠していません。そのうち対応させようと思っています。

madoha-4862.hatenablog.jp

※情報2024年10月現在+筆者の目視&予想。各自検証することを忘れないでください。

前置き:常総線の現行車両

キハ0形:足回りを流用しているが一応新車扱い。在来車の生き残り。2両固定。

キハ2100形:最初の新系列気動車。 自動空気ブレーキで在来車と連結ができる。2両固定。

キハ2200形:自動空気ブレーキだが他形式と連結ができない。単行。

キハ2300形:電気司令式ブレーキを採用し、後輩達と連結ができる。2両固定。

キハ2400形:キハ2300をそのまま単行、水海道以北対応にしたもの。

キハ5000形:主にエンジンと台車が変わって音と乗り心地が変わった。単行。

キハ5010形:吊り革が特徴的。単行。

キハ5020形:キハ5010をベースに顔を変えた。単行。

キハ0形は最後におまけとして特徴をまとめています。

その1  ラッピングを見る

ローカル線でよく見る全身を覆うようなラッピング広告。ぱっと見で分かるので見分けやすいです。

以下の車両がラッピングをしています。

・キハ2201 クリーニング専科

・キハ2202 クリーニング専科

・キハ2203 ふらっと294(姫乃砅花&筑波未来&取手きらり)

・キハ2204 明光義塾

・キハ2403 中央労働金庫(ろうきん) 青色

・キハ2404 中央労働金庫(ろうきん) 赤色

・キハ2405 ケーブルテレビ JWAY

・キハ2406 JA茨城エネルギー株式会社

・キハ5001 なつめさんち号(なつめさんち×タツノコプロ×関東鉄道コラボ列車)

・キハ5003 茨城県シルバー人材センター連合会

・キハ5004 鉄道むすめ(寺原ゆめみ&秋葉みらい)

キハ2201,2202を除く、多くの1両を見分ける事が出来ます。

その2  車番を見る

一番確実な方法です。2両固定は下館方が奇数、取手方が偶数です。

基本的に前面と側面、車内の前後に書かれています。

以下の車両が走っています。

キハ0        001〜004

キハ2100  2101〜2112

キハ2200 2201〜2204

キハ2300 2301〜2310

キハ2400 2401〜2406

キハ5000 5001〜5004

キハ5010 5011〜5012

キハ5020 5021〜5022

その3  外装を見る

ー塗装ー

大まかに見分けることができます。

・2101編成、2204、2403,4,5,6 → KaNaC(昔の京成グループの塗装)

・2103,5,7,9,11編成、2201,2,3、キハ2300キハ5000 → 標準塗装(白地に青と朱色)

・2401,2 → 復刻塗装(昔の関東鉄道標準塗装)

・キハ5010 → 新塗装(白地に青と黄色)+側面に緑色の筑波山

・キハ5020 → 新塗装(白地に青と黄色)+側面に桃色の筑波山

ー窓ー

キハ2200以降 → 運転席左側に小窓がある。

キハ5000 → ドア窓が他と違う上に縦長。

キハ5003,4 → 前面窓枠が灰色。

ーライトー

キハ2101,3,5編成、キハ5003,4、キハ5010 → 尾灯が明るい(新しいライト)

消灯時でも尾灯が暗い赤ではなく緑っぽい色でライト枠も他と違います。

キハ2406は下館方が従来ライト、取手方が新ライトです。

キハ2401、キハ5020 → 前照灯がLED

ースカートー

キハ2401、キハ5003以降 → 大型スカート

それ以外 → 従来スカート

ー幕ー

キハ2101,3編成 → 白地に黒文字の幕式

それ以外 → 3色LED

また、幕の位置については、

キハ5020 → 点対称

それ以外 → 線対称

車側灯も同じです。

ー台車ー

キハ2400以前:NP128D+NP128T(ボルスタレス、空気ばね)

キハ5000以降:NF01HD+NF01HT(円錐積層ゴム、ボルスタレス

ー連結用ホースー

取手方面の前面が分かりやすいです。

キハ2200 → 1本

それ以外 → 2本

その4  車内を見る

ー乗務員室ー

2両固定は両側に仕切りが有り、連結時は両側のドアを閉めて一本道になります。

単行は運転台側に仕切りが有り、連結時は運賃箱を移動し窓を閉めて塞ぎますが、

逆側は仕切られないので連結時は自由に入れます。

ドアスイッチ等には鍵付きのカバーが付いているので触られる事もありません。

ー運転台ー

キハ2100キハ2200 → アクセルを回す、ブレーキレバーが外れる、古い感じの2ハンドル

手動変速用ハンドル(変速一段 → 直結一段)があった跡がある。

それ以外 → アクセルを前後に倒す、ブレーキレバーが外れない、新しい感じの2ハンドル

最初から完全自動変速対応

ー乗務員室後方ー

二両固定のキハ2109編成以降は仕切りドアの下に換気口が付いています。

ーLED案内表示器ー

キハ2200 → 表示器無し

キハ5010、キハ5020 → 下り方から右、左、右に配置。

それ以外 → 全てのドア上にある。キハ2101,3編成は斜めについている。

ー路線図ー

キハ2401,2 → レトロな路線図を下り方から右、左、右に配置

それ以外 → 普通の路線図

ードア下ー

キハ2101,7編成、キハ2405以降 → 黄色い点字ブロックあり。

ードア横ー

キハ2101編成、キハ5010以降 → 黄色い線あり。

キハ5000以降 → 座席袖仕切りが大きい。

ー整理券発行機(1両)ー

キハ5010以降 → 運賃箱の近く(前後1つずつ)

それ以外 → 片開きドア横(前後2つずつ)

ー運賃箱(1両)ー

キハ2200、キハ2401,2,3,4 → 灰色の運賃箱(古い)

それ以外 → 上が赤青の運賃箱(新しい)

ー運賃表示器(1両)ー

キハ2200キハ5000 → 橙LED 7セグメント式

キハ5010以降 → 液晶モニター

ー化粧版ー

キハ5000 → 白

キハ5010、キハ5020 → 少し桃色っぽい

それ以外 → 少し黄色

ー座席の色ー

・キハ5003,4→ 通常:青、優先席:赤

・それ以外 → 通常:赤(紫)、優先席:青

ー床ー

キハ2100形、キハ2300形、キハ2403,6 → 明るい色で再塗装済み。

キハ2201,2 → 白い色で再塗装済み。

キハ5000,5010,5020 → 明るい色

それ以外 → 暗い色

ーつり革ー

キハ5002以前:丸いつり革(側面向き)

キハ5003,4:正三角のつり革(正面向き)

キハ5010以降:持ち手が上下に二つある卵形のつり革(正面向き)、車いすスペース周辺は正三角のつり革(正面向き)

ー消化器ー

キハ5003以降 → 客室に消化器を設置

それ以外 → 乗務員室に消火器を設置

ー非常用ハシゴー

キハ5010、キハ5020の下館方面右側片開きドアの近くに箱がある。

それ以外は乗務員室にそれっぽい箱がある。

その5 音を聴く

ーエンジンー

車両の真ん中が1番聴き易いです。

キハ2101,3,5編成、キハ5010、キハ5020:コマツ製 SA6D125-HE2 ×1

DMF13HZより音が高い。

キハ5000:コモンレール式燃料噴射システムを用いた環境に良いエンジン。

これらの車両は排気ブレーキを常用するのでブレーキ時にエンジンが唸ります。

それ以外:新潟鐵工製 DMF13HZ ×1 で踏面ブレーキのみ。

キハ2100の一部は機器更新でDMF13HZからSA6D125-HE2になっているので、

エンジンの見た目が他と違います。

ー変速機ー

キハ2100キハ2200:TACN-22-1607

キハ2300:TACN-22-1607B

キハ2400以降:TACN-22-1607C

どれも音は変わりません。

ードアチャイムー

基本的には同じ音ですが、

キハ2200:明るい不協和音

キハ2100キハ2300キハ2400:普通の不協和音

キハ5000以降:はっきりとした不協和音

ードア開閉ー

キハ2101,3編成はドアエンジンが他と違いますが、音に違いはありません。

片開きドアは閉まる時に「カッ、カッ」と音がします。

ジョイント音

キハ5000以降は台車が違い、ジョイント音が大きいです。

動力台車は単行は下館方、二両固定は妻面側にあります。付随台車より重いのでジョイント音が違います。

ー幕回しー

幕式のキハ2101,3編成は幕回し中に音が鳴ります。

おまけ キハ0形

・床が少し高く、ドア付近にスロープが付いている。

・ドア位置が後輩たちと少し違い乗務員室が狭いが、その分座席が多い。

・エンジンはDMH17CからDMF13HZに換装済み。

・DMF13HZだが低馬力で音が低い。

・キハ001,3編成共に床が塗り直された。

・エアコンは後付けで扇風機も現役。

・ドアチャイムは他と同じ。ドア閉め時の空気音が大きい。

・2023年7月に引退したキハ310形とは似て非なる物。

終わり

長くなりましたが、探せばまだ違いがあると思います。皆さんが常総線に興味を持って貰えると嬉しいです。

前川鉄道2000形の配布

説明

前川鉄道に提供した20m6両の通勤型電車を改造自由な架空車として配布します。

(画像が8両なのは無視してください)

内容物

・2000形1次車 6両

・2000形2次車 6両

規約

・そのままでの二次配布禁止

・改造自由

・競技運転自由

・収益化自由

配布場所

ux.getuploader.com

関鉄キハ2300形の配布

説明

madoha-4862.hatenablog.jp

こちらの旧バージョンです。

 

内容物

キハ2300形 4両(幌開閉差分あり)

規約

・そのままでの二次配布禁止

・改造自由

・競技運転禁止

・収益化自由

配布場所

ux.getuploader.com

稲渡鉄道4000形の配布

説明

改造自由の架空車第一弾!

山岳路線対応の17メートル級3ドアオールロングシート全電動車です。

規約

・そのままでの二次配布禁止

・改造自由

・競技運転可能

・収益化自由

内容物

4000形1次車 4両

4000形2次車 4両

配布場所

ux.getuploader.com

RTM 関鉄キハ2000, 5000Packの配布

説明

RTMでは関東鉄道の車両があまり作られていません。そこで、キハ2100形を始めるとする新系列気動車達をできる限りの完成度で作りました。

内容物

キハ2100形 12両

キハ2300形 10両

キハ2200形 4両

キハ2400形 6両

キハ2000形(外装のみ)2両

キハ5000形 4両

・キハ5010形 2両

・キハ5020形 2両

大まかな規約

・改造自由

・そのままでの二次配布禁止

・競技運転禁止

・収益化自由

+各素材とRTMの規約

詳細はPack内のreadme.txtにあります。

配布リンク(最新版)

ux.getuploader.com

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